府中市での出来事を紹介しています。

12月8日午後2時からルミエール府中で「原発ほんまかいな」という映画が上映されます。

9月市議会に他市の市民から「脱原発宣言」をという陳情がありました。

 9月の府中市議会に、青梅市に住む方から「脱原発宣言を」という個人陳情がありました。9月6日に総務委員委員会で審議されました。この趣旨を支持する議員からは、「趣旨はわかるが、宣言は市民の大きな盛り上がりがあってこそ意味がある。この時点では継続審議に」という意見がありましたが、「この場で結論を」という意見が多く、採決することになりました。

「宣言だけしても意味がない」とか「脱原発は豊かな生活を諦め、電気代値上げにも通じる」といった意見や、「機が熟していないので今の時点では賛成できない」という意見が多数を占め、否決されました。

 この思わぬ他市市民からの個人陳情は私たちの12月市議会の陳情署名の前哨戦ともなり、いろいろ工夫すべき点がありらかになりました。

なによりも多くの署名で「市民の盛り上がり」が大切です。

署名は5000筆(市内は3000筆)を突破しました。7月の予定は以下のとおりです。

 

・7/1(日) 市のあじさい祭りでの一斉行動(郷土の森入り口午後2時集合。 多数で大きな成果を)

・7/7(日) 「原発イヤだ!府中」講演会 フォトジャーナリスト豊田直己スライド&トーク(13:00女性センタ

        ー)・怒りの七夕集会(府中公園デモは16:00出発

・7/11(木)フォーリス前定期行動(午後2時) 今までは平均10名 倍の参加を

・7/15(日)「原子力についての教育と 今とこれから」講演会(ルミエール府中 15:00

・7/16(月 海の日)さよなら原発10万人集会(代々木公園 12:15

・7/21(土)国民平和大行進(市役所南駐車場 9:30

  ⇒集会、行動では画版に署名簿をはさみ「自然エネルギー社会」を訴えましょう。

集会、行動での活動も大切ですが、市内の筆を伸ばすためには、居住地近隣、公園など近所の方が集まる場所での地道な「声かけ」が大事になっています。一歩、踏み出しましょう。

6月23日、農工大で「環境サミット」主催の講演会がありました。

6月23日に都内の若いグループ「私たちの環境サミット実行委員会」の主催で「フクシマの今とこれからを考える」という講演会がありました。

東大の若い研究者の今中さんから「脱原発と地球温暖化抑止の両立」と題して自然エネルギー社会への展望が話されました。

農学の研究者の野中昌法さんから福島での農業の再生の努力を熱っぽく語りました。

渡辺治さんが[原発・脱原発の社会科学」と題して、大震災と原発事故を新自由主義的な漁業再編に利用しようとする被災地切捨ての動き、「原発輸出を国策とするために原発再稼動は必須だった」と危険な動きを報告し、それに対する草の根の怒りが広がっていることが指摘されました。

会場で30筆以上集まりました。

 

資料が手元にありますので、必要な方は「お問い合わせ」でご連絡下さい。

6月17日の原発イヤだ!府中でもは120名参加で盛り上りました。

横断幕が目立ちました。
横断幕が目立ちました。

3.11以降、原発イヤだ!府中は3回、市内デモを行なってきましたが、120名の参加で盛況でした。大飯原発の再稼動を怒る力強い唱和が駅周辺にこだましました。実行委員は公園の周辺で署名活動を行い、行進のときは周囲の人々にミニポスターを配り、自然エネルギーを訴えました。

府中美術館で被災地の写真を展示しています。(6月5-10日)

連続写真の手法によるフォーリス前
連続写真の手法によるフォーリス前

地元府中の写真家中島仁司が、連続写真という手法で津波で大きな被害に見舞われた大槌の様子を展示しています。6mごとに町のありさまにシャッターを切って行く手法は、この被害の全容を今まで知るのとは別の角度から伝えています。館内には、大きくゆがんでしまった大槌駅の駅名板が展示され、忘れてならないものを訴えかけています。6月7日には、画家で署名運動の呼びかけ人である宮本和郎さんが訪れていました。写真は、連続写真の手法による署名活動のメッカ、フォーリス前です。

自然エネルギーに関するミニ講演会が開催されました。

この署名運動の賛同団体の一員である府中革新懇の世話人会は5月20日に実行委員会の呼掛け人である東京農工大学の千賀祐太郎先生から「国土利用・エネルギー供給構造の転換を」と題するミニ講演を受けて勉強しました。
[世界ではすでに太陽光発電設備が原発23基分、風力発電設備が48基分建設されている。」「行政の動きが遅い。市民から声を」というお話でした。詳細はダウンロードしてご覧下さい。
千賀先生講演.pdf
PDFファイル 3.0 MB

6月10日(日)午後1時30分からルミエール府中のコンベンションホールで「シェーナウの想い」上映会があります。

すでに簡単にご案内しましたが、6月10日(日)午後1時半からルミエール府中のコンベンションホール(飛鳥の間)でドイツ映画「シェーナウの想い」の上映会があります。主催は、「直接請求の成功させる会府中」です。この映画はドイツにある人口2500人のシェーナウという町がチェルノブイリ原発事故のあと、子どもたちの未来を守るため自然エネルギーの電力会社をつくる軌跡を描いたドキュメンタリー映画です。

映画の詳しい内容はクリックしてみてください。

 

なお、上映会のあと、ドイツのエネルギー政策に詳しい千葉恒久さんの講演があります。自然エネルギーの勉強をするよい機会です。

「シェーナウの想い」上映会案内.pdf
PDFファイル 170.3 KB

「第6回 憲法フェスタin府中」が6月2日に開催されます。今年の記念講演は世界の自然エネルギー事情にも詳しい伊藤千尋さんです。

「第6回憲法フェスタin府中」が6月2日グリーンプラザけやきホールで開催されます。(12時20分会場 13時開会)

今年の記念講演は「地球を活かす 市民がつくる自然エネルギー」(2011年刊)という著書があり、世界の自然エネルギー事情に詳しいジャーナリストの伊藤千尋さんです。演題もズバリ「憲法と地球の恵みを活かそう!安全で平和な世界を」です。

参加して、自然エネルギーについても勉強しましょう。実行委員会のホームページをご覧下さい。

府中市で原発について考え行動する様々な動きがあります。準備の会合が行なわれました。

当日の資料をダウンロード資料で掲載し、主催者の呼びかけを中心に紹介します。
5月15日、府中で原発について考え行動する会の3回目の会議がありました。会議では多彩なアイデアが出され、改めて原発の再稼働阻止のために行動が求められていると強く感じました。とりあえず6月17日にデモを計画し、7月8日に講演会を予定し、現在講師を選定中です。いずれも午後の時間帯に実施することになりますので予定に入れて下さい。次回の会議は、デモの具体案と、講演会について話し合う予定です。また、放射線測定や、脱原発川柳の募集など、出されているアイデアのうちできそうなことから具体案を示し行動を開始したいと思っています。創意工夫を重ねみんなの力で今夏の再稼働を阻止しましょう。次回会議は以下の日程です。
日時 6月5日19時から
場所 府中グリーンプラザ第5会議室
ぜひご参加下さい。
仮称「原発をなくすため考え行動する会.pdf
PDFファイル 1.1 MB

4月11日、駅頭ではじめての宣伝署名活動を行いました。

強風のなかで署名を訴えました。
強風のなかで署名を訴えました。

この日はあいにくの強風で、あやうく横断幕に亀裂が入りかけるところでした。のぼりも初登場しました。一時間で50名以上の署名が集まりました。このほかに花見の公園などに画板に署名用紙をクリップして出かけ、自ら花見を楽しみながら署名を集めた方もいます。これからは外が爽やかな季節です。自然の恵みをいっぱい受けて「自然エネルギー社会」を訴えましょう。

3月17日に「原発事故と放射能の脅威」の講演会がありました。

講演をした増田善信先生(右)と本間慎実行委員長
講演をした増田善信先生(右)と本間慎実行委員長

3月18日午後2時45分から約1時間半、元気象研究所室長の増田善信先生が片町文化センターで「原発事故と放射能の脅威」と題して講演しました。

 

津波の破壊的エネルギーの大きさの具体的な説明や、「ベクレルは放射線を出すほうでシーベルトは放射線を受け取るほう」といったわかりやすいお話、「17年間、太陽光パネルを使ってデータをとってきた」という実践的で説得力のある話に元気付けられました。 会場で宣言署名運動に対するカンパが寄せられました。

増田先生の講演資料です。
原発事故と放射能の脅威.pdf
PDFファイル 2.3 MB
増田先生の講演資料です。
放射線に立ち向かって生きて行くために.pdf
PDFファイル 2.3 MB
増田先生が当日、使用したパワーポイントのファイルです。
このファイルは津波の怖さ、放射能の危険性、自然エネルギーの展望まで充実しています。是非、一読下さい。
12/3/17けやき平和コンサートの会.pdf
PDFファイル 6.5 MB

3月11日、府中市内でも集まりがありました。以下は主催者の報告です。

  

3月11府中での取り組み ~慰霊・平和・復興への祈り~

 

主催たまりばユネスコ倶楽部・がんばっぺし!大槌

協力社会福祉法人やなぎ会府中愛児園・NPO広域市民の暮らし支援機構

会場府中愛児園ホール

311日のあの日から一年、失われた多くの命、暮らし、様々なもの・ことに想いをはせ、祈りを捧げる日であって欲しいと開催いたしました。地震に続く津波、避難した方々の恐怖に満ちた表情、あの晩の真っ暗な避難所、雪が降った日々… を釜石の写真館の父子が撮ったスライドから始めました。報道されない津波・被災後の本当の様子が映し出され、心が痛くなりました。何気ない日常が一瞬にして、濁流にのまれていき全てが無くなってしまう…想像を絶するものです。会場内には涙する方が多かったです。246分黙祷。一年前、寒い日でした。被災地各地を想いつつ黙祷しました。黙祷後、府中在住の声楽家五十嵐しのぶさんのミニコンサート。レクイエムから始まり、浜の歌…「母さんの贈り物」…母さんがあなたに贈るのは、美しい地球、愛、心…今まさに歌いたい曲です。被災地まで届けとばかりの五十嵐さんの歌声が響きました。その後、津波で壊滅した釜石市両石地区のDVD上映…2時間ほどの間に地区が無くなる様を地元の方が撮影したものです。引いては寄せる大津波を目前に、撮影した方の「地獄だ~地獄だ~」の声が響き、報道されない被害の残酷さに圧倒されました。参加者交流では岩手県大槌町出身の方々、被災地支援をしている方々からお話しもして頂き、想いを一つにできたと感じました。また、ファンドを起こしゼロから立ち上がった大槌の魚加工業者のグループ「立ち上がれ、ど真ん中、おおつち」・「てんでんこ」で有名になった釜石小中学校への支援・大槌の小学校を支援している「ひょうたん島基金(南白糸台小学校、PTAと地域の有志の方々による活動です)」・たまりばユネスコ倶楽部が支援している「大槌菜の花プロジェクト」・被災地特に福島のプロの写真家のパネルを展示し、また募金をお願いしました。一人ではなく、皆と祈りたかった。暖かい会だった。復興・復活を目指して被災地支援をしていきたい…等々お声を頂きました。決して忘れてはいけないあの日、これから復興に向けできる事をできるところから、皆でできたら良いネ。と言いながら散会しました。

府中市、東京電力との契約を一部解除。(2月21日「広報ふちゅう」より)

2月21日の「広報ふちゅう」に「(電気料金の節減のために)市の施設の電力供給契約を変更」という、見出しを入れてもわずか13行の小さな記事が載りました。

 

 3月1日(木)から51施設の電力供給について特定規模電気事業者(PPS)との契約に変更します。これにより年間約1360万円の歳出削減を見込んでいます。」というものです。

 

 城南信用金庫の東京電力との契約解除や、脱原発をかかげる区長の下、世田谷区の特定規模電気事業者との契約が大きくニュース報道されて折から、さっそく市の担当課に、電話インタビューしました。

 

 「市内にある70の公共施設のうち、明らかに電気料金の削減を見込める51施設について株式会社エネットとの契約に踏み切った。入札は、4社あり、この入札に東京電力は参加していない。契約期間は複数年度で行なってもよいが、最初の契約なのでとりあえず1年で様子を見ることにした。」というものです。

 

「電力自由化のなかで高圧電力を使っている設備では、選択の余地があったので多摩地域でも先行した立川市などと比べると遅かったといってもよい。あくまでも経費節減が目的」という担当課の弁だが、高いうえに原発にたより事故を起した東京電力に距離を置きたいという世論があと押ししていることは間違いありません。

 

 更に踏み込んだ自然エネルギー社会への地域からの取組みに期待したいものです。